しおの商店むじん駅

【ストリテラ】倫愚爛々　りんぐらんらん 昭和×美男とパトロン×違法闘技 モード：シネマティックモード/エチュードモード 人数：2（GM含め3） 採用ルール：これまでのあらすじを作る、ダイスを使用する、ウラが被ってもOK、独白チャプター可能 注意事項：暴力、センシティブ表現、時代錯誤（舞台：昭和） 配信OK、改変OK、続編OK ※このシナリオはフィクションです。実際の人名、団体、店舗、歴史背景など一切関係ありません。 ※ 本作は「著：瀧里フユ／どらこにあん、KADOKAWA」が権利を有する『ストリテラ　オモテとウラのＲＰＧ』の二次創作作品です。 © 瀧里フユ／どらこにあん ©KADOKAWA ーーーーーーーーーーーー 　時代は昭和。高度経済成長期、人々はまた活気を取り戻そうとしていた。その裏で、もがき苦しむ人間も多くいる。 　カジノゲーム&バー「フレアリング」その地下。そこは知る人ぞ知る、人間の闘技の勝敗による賭博場となっていた。 　闘技のプレイヤーになるには条件があった。 前提として、性別が男であること。登録の際検査を受けるので、それは避けられない。 そして次のことが、最も大事な条件だ。 　一つ、猛々しく、力があること。…力がなければ立つ資格はない。 　一つ、眈々と、理由があること。…理由がなき者は敗者に近づく。 　一つ、爛々と、美しくあること。…華やかに魅せてこそ娯楽である。 　特に最後のひとつは、闘技場のプレイヤーはその生態から『闘魚』と呼ばれる美しい熱帯魚・「ベタ」の名前に準え、「ベタ」や「闘魚」と呼ばれる理由でもあった。 　そしてその「闘魚」に魅入られ、育て、賭ける「パトロン」が存在した。 　フレアリング——バーの名前であり、ベタが戦いの際、体を大きく見せるためにヒレを大きく広げて威嚇する姿のことだ。 　これは闘技に参加する「闘魚」と「パトロン」——2人で一つのバディの話。